店主
高濱 ルミ子
【出身地など】
鳥取県若桜町出身、八頭町在住
1978年(昭和53年)生まれ
【資格】
免疫療法士、正看護師、精神保健福祉士、日本よもぎ健康法指導員、よもぎケアリスト
私は自然豊かな鳥取県の八頭町在住の13歳と10歳の子を持つ母です。
小さい頃から喘息やアトピーなど病弱だった私は医療や薬に頼るのが当たり前の生活をしてきました。
20代は看護師をしていましたが、慢性的な肌荒れに悩み、皮膚科を転々としたり、エステに行ってみたり・・・でも、どれも一時的に症状を抑えるだけで根本的な改善にはつながりませんでした。
30代は辛い妊活や親友の病死をきっかけとして『からだを見直す』『丁寧に生きること』を意識するように・・・
そして40代を前に、セラピストの学校で私達のからだに本来備わっている免疫力を高めるセラピーを学びました。
実際に触れることの効果は絶大で、家庭でも子どもの頑固な便秘や風邪のケアに活用するなど、毎日の生活に笑顔と感謝の気持ちが増えました。そして、母親の私が笑顔だと家族もみんなが明るくなることにも気付きました。
私は昔から自己肯定感が低く、空気を読みすぎて疲れたり、人と自分を比較して落ち込んだり、どこか生き辛さを感じながら生きてきました。
看護職から離れたことも、不妊治療経験者ということも、黒歴史のように思っていました。
ですが、46歳になる今は、こうした経験のすべてが私にとってかけがえのないものだと思えます。
今、生きることがとても面白いと感じています。
生きるのが苦しかったのは世の中のせいだと思っていたけれど、実は自分自身がそんな現実を作っていたように思います。
森林の中にポツンと佇むお店「ほっこりよもぎ家Kizuku」は今から6年前の2018年9月にオープンしました。
ここは、自然以外は何もありません。
びっくりする程に自然と一体化し、動植物を身近に感じ、本来の自分に戻れる場でもあります。
私は、ここへ通うようになり、人は自然のリズムの中で生き、自分も自然の一部なのだと感じるようになりました。
春から秋の季節ごとに変わる景色や1日1日変わっていく山の表情。
自然が移り変わるように、生き方も自分次第でどんなふうにもなる、どこからでも望む方向へいけると今はそう感じています。
振り返れば、コロナの数年間は、本来は大切にしたい人との繋がりに距離が生まれ、鬱々ともどかしい時期もありました。
そんななか、積雪で年の半分は本店を閉めてしまうこの山奥のお店に、迷子になりながらも、たくさんの方がこの場所へ訪れてくださいました。
大切なご縁に支えられながら、今もこうして営業を続けることが出来ております。
少しずづの積み重ねが、なんと開店から5年間で1200人以上の方によもぎ蒸しをご体験いただくという…なんとも想像を上回ることになっています。
皆様には心から感謝の気持ちで一杯です。
そして、これからも変わらず、山の中のお店でよもぎの香りと共にお待ちしております。
どうぞ皆様が心地よく幸せありますように…
少しだけでも応援させていただけると幸いです。