よもぎのおはなし
知っているようで知らない、
身近な野草よもぎの秘められたパワー
豊富な食物繊維が
お腹を元気に
よもぎに豊富に含まれている不溶性食物繊維は、ほうれん草の2.7倍キャベツの4.3倍!!
腸の中で水分を吸いながら膨らみ、腸の活動を活発にします。
お腹に作用するので、現代病ともいわれる便秘の解消や痔の予防、ダイエットにも。
農薬や添加物など…どんなに生活に気を付けていても、防ぎきれない世の中。
不要なものを吸着し、体外に排出する働きのあるよもぎのチカラで溜めないからだへ。
豊富な食物繊維
葉緑素(クロロフィル)が豊富
濃い緑色のよもぎの葉には葉緑素クロロフィルが豊富に含まれます。
よもぎのクロロフィルは他の野草や薬草に比べて良質で効力が強いのが特徴です。
クロロフィルは太陽の光を受けて光合成を 行う時に中心的な役割を果たす成分で、血液をサラサラきれいにしてくれたり、増血・殺菌・末梢神経の拡張作用があります。
また、クロロフィルには、コレステロールを吸着する働きがあり、吸着して体外へ排出し、コレステロール値を下げたり、小腸の繊毛まで入り込み、有害物質や毒素を排出する働きがあります。
みどりの血液
クロロフィルで
お腹のお掃除を
がんにならない
カラダづくり
よもぎにはガン治療に効果のある天然のインターフェロンが含まれます。
また、よもぎの葉緑素の中の物質には、このインターフェロンを増やす働きがあることも明らかになっています。
また、ノーベル医学生理学賞を受賞した中国の女性科学者の研究では、よもぎと同じ植物種である青蒿(セイコウ:Artemisia annua)から抽出されたアルテミシニンから抗がん作用がみつかりました。
がん予防
活性酸素除去
身体のサビといわれる活性酸素が体内で発生しすぎると、細胞にダメージを与えて、老化や不調などの原因につながるといわれています。
酸化を防ぐ対策としては、まず、活性酸素の原因になることを減らすこと。そして、活性酸素を除去したり無毒化してくれる抗酸化作用をもつ栄養素を摂取することです。
200種類以上ある野草や山菜の活性酸素除去能力を調べたデータによると、よもぎには最も優れた活性酸素除去作用があることが分かっています。
野菜の中でも抗酸化力が高いといわれるブロッコリー。よもぎにはブロッコリーの100倍の高い抗酸化力があることがわかっています。
活性酸素を
消す働きは
ナンバーワン!
新陳代謝が高まる
古い細胞が新しい細胞に入れ替わる新陳代謝。
よもぎは細胞の代謝異常を改善し、血液の巡りを良くしてくれます。
代謝異常改善
鉄分・カルシウムが豊富
鉄分は女性に多い貧血、食欲不振や消化不良などの解消に有効なミネラルで、よもぎの豊富な鉄分はモロヘイヤの約4倍。
カルシウムは、骨や歯を丈夫にして、体の働きを順調にするミネラルで、クロロフィルとの相乗効果で造血作用促進に働きます。
不足しがちな
鉄"・"カルシウム"が
豊富
身体を
目覚めさせる
よもぎは中国で古くから漢方薬として下痢止めなどと利用されていました。
よもぎの苦み成分のタンニンは虚弱な内臓の働きを活発化します。
よもぎの乾燥葉を煎じて飲んだりすることで胃の健康維持につながります。
また、アデニンは老化防止や、心臓に働いて血液の流れが良くなります。
苦みが弱った内臓を元気に
香りの成分
よもぎの香りの主成分シネオールは交感神経を抑えて副交感神経を強める働きがあるため、睡眠を促す作用に優れています。
その他の精油成分、アルファーツヨシやセスキテルペンは、眼の充血を改善するといわれています。
よもぎの香り成分が
リラックスを促す
お肌を整える
よもぎの葉を抽出して得られるエキス成分には保湿効果があるほか、殺菌、抗酸化、抗炎症作用があり、あせもや湿疹、乾燥などによる皮膚のかゆみを抑える働きがあるため、化粧品などにも用いられています。