選ぶのは自分

昨日の倉吉市であった公演。私は和ハーブに興味があって参加しましたが、医害のお話も色々と感じるものがありました。もともと医療従事者だったので、現代の医療について否定することに対しては疑問があります。西洋医学は西洋医学の良さがあり、それで救われてる命もたくさんあります。ただ、末期に過剰な医療を受けて、その結果、苦しさが倍増したり、尊厳が保たれないまま最後を迎える･･･、お医者さん任せの受け身な患者になってしまう･･･それは悲しいなと思います。

世の中には色々な情報があふれています。身体にいい、きれいになれる、痩せるなどと広告しているサプリメント、健康法もたくさんあります。たくさんの情報がありすぎて、本当にいいものが何なのかが分かりにくいのも現実です。また、良いものと分かっても、100％ではないということも心に留めておきたいと思います。絶対これがいい！これだけで何とかしよう！というのではなく、「自分に合った方法を自分で選択する。」ということが大切だと感じます。

薬に助けられることもあれば毒になることもあります。それは副作用の少ないと思われている漢方薬も同じです。知らなければ知らないなりに生きていけます。だけど、いざという時、これだけしかないじゃなくて、ひとつよりもふたつ、複数の対処する術を知ってると、ベストな選択がしやすくなります。

こころとからだ、自分の人生は自分次第で変えられます。健康なとき、疲れたとき、調子を崩したとき、病気になったとき･･･どうするか？決めるのは自分です。

私は緊急性があれば、やはり医療に頼ります。ちょっとした風邪や軽い症状には、養生します。そして、一番は病気にならないように、不調を未然に防ぐ、そこを大事にしていきたいです。日頃からの食や運動、呼吸、姿勢など、今一度見直し、セルフケアも取り入れながら私に合った方法を探していきたいです。

大切なことが見えてきました。