スタートライン

昨日はセラピストの学校「トータル自然療法協会」の卒業式＆免疫療法士（イミューンセラピスト）の認定式でした。

この日を迎えるまで1年４ヶ月。
仕事と子育てを理由にしながら、おそらく卒業生の中で一番時間がかかった生徒だったのではないかと思います。
そこには知識や技術の習得の厳しさだけではなく、自分自身と向き合うことや生き方を見つめ直す場がありました。

セラピストというのは人に触れるお仕事です。からだに触れて心に触れる･･･だからこそ自分のこともみえてくる。

良くも悪くも、自分に冷静な私。不完全さが不安になり、まだ足りない、まだ頑張らなければ･･･となる。
追いつめているのは先生でも誰でもなく、自分自身。
自分で自分にOKがだせなくてしんどくなる・・・
これはセラピストの道に限らず、子育てやこれまでの仕事、家事、生き方のすべてに反映していることです。

そんな、私のメンタルを常に冷静に受け止めて、いつも味方でいてくださった先生。
OKが出せない私に代わって、先生が「大丈夫！十分頑張ってるよ」ってOKを出し続けてくれました。

そして、いつも頭で考える私が、触れることを通して心で感じる感覚を実感していきました。
足もみを通して生まれる子供達の笑顔。そんな笑顔が私を幸せにしてくれました。
結婚10年目を迎え、言わなくても分かる空気になっていた夫婦仲も、触れることから会話が一気に増え、信頼感が強くなりました。
初対面のモニターさんの温かい言葉にどんなに励まされ、心が癒されたか・・・。
人と人のつながりに救われながら、最後は自分で納得いくまでやりきることができました。

今、毎日に感謝しながら生きられている私がいます。

やっとスタートラインに立ちました。
これからまた一歩一歩、進んでいきます。