我が子に教わる生き方

自分が大好きな６歳の息子。

「ぼくって、絵が上手」「ぼくって、頭いい」「ぼくって、天才」

毎日、息子の口から飛び出すプラスの言葉達に、私と主人は思わず嬉しくなります。

決して、何でもうまく出来るような器用さはなく、どちらかというと純粋で繊細すぎるところもあり、泣き虫で失敗も色々ある不器用な息子です。

だけど、いつも前向きで、自分を100％信じてるところが、我が子ながらすごいなぁ～と感じるのです。

長年、自己肯定感が低いことに悩んできた私。母親が自己肯定感が低いことで、子供もそうなったらどうしよう・・・と気になってた時期もありました。

だけど、ある時、八頭の光澤寺の住職さんに、自己肯定感ではなく自己受容が大切だと助言いただいてから、かなり気が楽になりました。

今では、良いところだけじゃなくて、ダメな自分も、どんな自分でもこれでいいんだと受けとめられるようになりました。そして、今ままでの人生のなかで、今が一番、自分を好きでいられています。

息子には何も教えていないけど、それが自然に出来ているように感じます。これから長い人生のなかでは、成功体験だけじゃなく、うまくいかないことや失敗すること、自信がなくなることだってあります。これから成長とともに、周りのことがみえて、主観ではなく、客観的に物事をとらえられるようになってくるとなおのことです。

でも、どんな時でも、自分を嫌いにならずに、自分の力を信じて、自らの思う道を自分の足で歩んでいける大人になってほしい。

そして、その道はひとつじゃなくて、そのときそのときで軌道修正したっていい。

私と主人がそうなように・・・。

人生は楽しい！って思える生き方をしてほしい。

そして、母親の私もそうありたいなって思います。