「らしくないこと」をすることの面白さ

先日、ほんばこさんで開催された鳥取メディア研究部のイベント、「岩美のメディア王とっとりずむ編集長さっけーさんに突っ込んで聞いてみるの巻」に参加しました。さっけーさんをはじめ、集まった方々は皆さん、夢や強い思いがあり、発信力を持った人達。

私がこういう場に行くことは、すごく違和感があり、らしくないこと。きっと、私って浮くよね～！？って思い、ドキドキしながら参加しました。

そして、やっぱり浮いてた(笑)

でも、参加してよかった！この浮いた感じも面白いって思えたのです。

そもそも、「らしさ」とは何だろう？自分らしい自分って？

これまでの人生を通して出来上がった私のセルフイメージは簡単にいうと･･･

「地味で平凡な39歳の働く子育てお母さん」

これは自分が自分で作った一番落ち着く自分のかたち。小さな頃から変わったことをしないほうが良い、普通が一番安心だと育ち、かたちになった私らしさ。

だけど、こんな私らしさ、つまらないなぁ～って思えてきました。そもそも、普通って何？周りの人や空気を読むことに専念して生きることで、いつの間にか自分らしさが分からなくなってしまってる･･･これでいいのか？私？って。

やりたいこと、好きなことがはっきりしたからこそ湧き上がってきたこの気持ち。それがなかったら、きっとこれからも変わらず普通で目立たない自分スタイルを保ちながら一生を終えるのだと思います。

らしくない行動をとることで、落ち着かないけど、そんな自分がどうなるのか、自分でも知らない自分に会いに行くような不思議な感じになりました。らしくないと決めてるのも私。今、らしくないことでも行動を起こしてみることで、自分の枠が外れていく気がします。

それにしても、鳥取でこんなにも熱い思いを持って活動されている人達がいる。好きなことを追求しようとしている人がいる。人生を楽しもうとしている人がいるってほんと素敵なことです。

今は自分だけにとどまっている私の思いも、いつかは人に役立つもの、伝わっていくものにしたい･･･そんな気持ちになれた学びの場でした。