逝くとき

昨日、高校時代の同級生が急死したことを知りました。進路も住む場所も違ったので、大学時代に会ったきり、疎遠ではありましたが、共通の友達を介して、お互いの近況を知る仲でした。

突然の死。本人も家族も、周りの人も全く予想できていなかった出来事です。

生きている先には必ず終わりが来ますが、若い時ほど死はあまり身近なものではないように感じます。
でも、私も今年40歳になります。

私自身も両親や祖父母も老いていく・・・

逝く時のことをただ先のこととして、何も考えずに過ごすか?それとも、死を思い、自分の最後の迎え方を想定しながら生きるか?そこには大きな差があるように思えてきます。

私は死にたくない。生きたい。

大切な人にもずっと元気でいてもらいたい。生きててもらいたい。

それは正直な思いですが、だからといって、死を全く思わず、考えることを避けて生きるのは違うのかな・・・と。

死を意識していきることで、生きているこの1日1日が尊いものだと思えてきます。丁寧に生きようと思えてきます。

友人のご冥福をお祈りするとともに、あらためて、自身の生き方を考え、そして、今、生かされていることに感謝の気持ちがあふれてきます。

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